「高砂芙蓉」

誠に“めでたい”名前である。
“芙蓉”と云う字に“高砂”が付く。
「高砂芙蓉(タカサゴフヨウ)」の花が咲き出した。



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“芙蓉の顔(かんばせ)”とよく云うが、これは美人の顔の形容。
お能“高砂”の唄は、云うまでもなく結婚披露宴での定番の一つ。夫婦和合の妙の意味がある。
最近では出番が大分少なくなったようだが・・・。(笑)

花を後ろから見ることは滅多としない。
しかし、この花はどうしてどうして、襟足も妖艶で大したものである。

「高砂芙蓉」の花を、人に例えると、
『上品でほんのりと色気漂う人。言葉遣いや身のこなしにセンスの高さが感じられ、
見えないところでも気を抜かず、見えるところではでしゃばらない。』 そんな人だと云う人も居る。

どこか身近に居るような気がする。
我が家の女将だ。(これは内緒) 



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茶会に行くと、お床に花が飾られる。
いわゆる“お茶花”である。
利休さまは、「花は野にあるように」と、おっしゃつている。

大自然より授かった花の姿をそのままに大切にして、
活け手の私心を挟むなと云うことだろう。

「高砂芙蓉」は、我が家の“長月”のお茶花でもある。
しかし、修行の足りない活け手の私には、この花の、何とも云いようのない美しさに、
心乱れて、利休さまのお教えは揺らぎ出している。(笑)



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10月頃まで庭で咲き続ける「高砂芙蓉」の花は、
誠に“目出度い”、“愛でたい” 花である。


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この記事へのコメント

2010年09月11日 00:44
襟足の美しい高砂芙蓉女将(奥様)さんに憧れます。
近頃、美しいご年配の女性(80歳くらいかな~)にお出会いした時に、思わず、「お綺麗ですね」お声をかけたくなりました。その隣にいらした、よく似た娘さんも、上品で、白いTシャツの似合うとても美しい方でした。この高砂芙蓉を見て、その風景を思いだしました。その時も、今も、素直な気持ちになれることに、心地がいいです。とても美しいです。
花は野にあるように~うんうんと、うなずいているにこにこ通りです。
たかようじ
2010年09月11日 06:35
これはまた 形容しがたい美しさの ”高砂芙蓉”
正面から覗きこめば その魅力に抜け出せる自信なし。
きりりとした艶やかな後ろ姿に 後をつけたくなる。
女の私でも クラクラするのに、庵主さまの 千千に
乱れる 揺れる心は 察するに 余りある。
ただこの花を”我が家の女将”にお持ちの庵主さまは
天下一の幸せ者。浮気心は ほどほどに。(笑)
2010年09月11日 08:11
初めてお邪魔いたします。たかようじさんのお誘いを受けて寄らせていただきました。
高砂芙蓉は庭に咲いています。毎日朝庭に出て花を眺め メダカに餌を与えるのが日課になっています。
素敵な文書ですね。それに素敵な奥さんをはべらせて お幸せですこと。
2010年09月11日 09:38
おはようございます。
芙蓉と言ってもいろいろなお花があるのですね。
高砂芙蓉という名を初めて知りました。
うなじのきれいな美人さん、もう、うっとりです。
奥様が高砂芙蓉そのままなのですね。
お目にかかって、少しでも真似ができたら良いなぁ~と願いますが…。
生まれもってのがガサツ者では無理でしょうね。
せめて「長月のお茶花」を探しに行って参ります。
bigot爺
2010年09月11日 10:20
“身近な高砂芙蓉”をいつまでも
“愛でて”ください。

暴れ者が出て行ったようです。
お陰さまで、体調回復しました
2010年09月11日 10:58
まず最初に御馳走様!!
素敵な奥様、そして高砂芙蓉ですね。

初めて見せて頂きました。

母方の叔父達が、謡をやっていたので、結婚式ではよく聞きました。
でも一般には、あまり聞くことはありませんでした
主人の在職中に長岡で仲人を頼まれて、謡をと言われ困りました。
仲人は、うなることになってるようですね。
歴史があるのですね。
2010年09月11日 15:55
なるほど確かに裏側(後ろ姿)がきれいですね~
『上品でほんのりと色気漂う人。言葉遣いや身のこなしにセンスの高さが感じられ、見えないところでも気を抜かず、見えるところではでしゃばらない。』
う~んまさに理想的・・・そんな奥様!!
すごいなぁ~
庵主
2010年09月11日 20:52
にこにこ通りさん、こんばんは。
コメント有難うございます。我が家の“高砂芙蓉女将”は80歳までにはあと十数年はかかりそうです。「お綺麗ですね」とお世辞でもいいからお声をかけていただけると喜ぶでしょうね。にこにこ通りさん、声をかけてやってくださいな。(笑)
にこにこ通りさんは、花活けがお上手だから花の気持よくお判りなんですよ。また見せてください。
庵主
2010年09月11日 21:09
たかようじさん、こんばんは。
コメント有難うございます。たかようじさんも、高砂芙蓉の魔力にとりつかれてしまいましたか!ならば、異性の私がその魔力に心奪われること無理からぬこととご理解下さったようで有難うございます。美しいものには勝てません。
但し、ご忠告のように、心して程ほどに浮気心磨かせていただきます。(笑)
庵主
2010年09月11日 21:25
shuuterさん、こんばんは。
ようこそお越しくださいました。有難うございます。たかようじさんは、機動力抜群で不思議な魅力の持ち主の方とお見受けします。最近からのお付き合いですが、ブログを更新される度に毎回お訪ねしております。
高砂芙蓉って、息の長い花ですね。それだけでも目出度いと思っています。我が家は高砂芙蓉の女将が花好きで、はべらすなどと滅相もなく、ただ、傅いているだけのことです。(笑)
拙い記事のブログですが、気が向かれた時にでもまたお越しください。これからも宜しくお願いいたします。
庵主
2010年09月11日 22:04
うふふさん、こんばんは。
コメント有難うございます。“芙蓉”と名が付く花はいっぱいあるようですね。この花、別名「矢の根梵天花」とも呼ぶようですが、いずれにしても高貴な名前でなのですね。ついでに、“芙蓉峰”とは「富士山」ことだそうです。
我が女将どの、あくまでも「高砂芙蓉」のごとくとの願望を込めてのことでありまして、お間違いのないようお願いいたします。(笑)

ところで、先日の「39.9℃」のこと、全国的な話題を振りまきましたね。(笑)気象庁ではまだ“幻の記録”とはしていないようですが、最高気温の記録を競う訳ではないのですから、大事な気象データですもの、もっと真面目に取り組んで欲しいものです
庵主
2010年09月11日 22:15
bigot爺さん、こんばんは。
“暴れん坊”やっと出て行ってくれましたか。おめでとうございます。(笑)居心地がよかったのかひと月とはちょつと長かったような気もしますが・・。庵主の場合は平均7日間でした。(4回とも)
脅すわけではありませんが、再発の確率は非常に高い。また“暴れん坊”君、やって来ますよ。しかし、二回目は、また来たかで意外と冷静に対応できます。痛さは変わりませんが。(笑)お酒は控えましょう!
“身近な高砂芙蓉”大切に大事に愛でておきます。有難うございます。
庵主
2010年09月11日 22:37
ハッピーさん、こんばんは。
コメント有難うございます。花の“高砂芙蓉”はとても素敵ですが、我が家の“身近な高砂芙蓉”の方はそうでもございませんので。(笑)
日本の伝統的な結婚式は新郎の家で行う「祝言」が一般的でしたね。その「祝言謡」としての「高砂」は、地方によって違いはあるようですが、仲人さんが謡うのが多かったようですね。私も小さい頃はよく見聞きしました。(故郷は長崎ですが)新潟でもそうだったのですね。
素晴らしい伝統であったはずのものが、だんだん少なくなってゆくのも寂しいような気がしないでもありません。
庵主
2010年09月11日 22:54
アーシアさん、こんばんは。
ようこそお越しくださいました。有難うございます。
滅多と見かけませんが“後姿”も綺麗でしょう? まさに、上品でほんのりと色気漂う別嬪さんですね。(笑)
女性としての理想的な姿ですね。我が家の“身近な高砂芙蓉”は、そうあって欲しいと願う庵主の願望なのです。(笑)
でも、この歳になっての願いも、もう知れてます。(笑)
2010年09月12日 10:17
「庵主」さん、初めまして! 「たかようじ」さんの魔力に飲まれながら辿りつきました。気品ある「高砂芙蓉」の紹介にすっかりとりつかれてしまいました。私も襟足が大好きでクリスマスローズの襟足を一生懸命観察しています。そんな襟足の付き合いで今後とも宜しくお願い致します(笑)。
庵主
2010年09月12日 20:46
信徳さん、こんばんは。
ようこそお訪ねくださいました。有難うございます。
「たかようじ」さんのブログはいつも拝見させてもらっております。
自然が大好きな古希を迎えた閑人です。襟足が大好きとの由、これも何かのご縁ですね。
拙い閑人のブログですが、お気が向いた時にでもまたお越しください。どうぞ宜しくお願い致します。
2010年09月13日 18:00
奥様にそんなことが言えるようになりたいですねぇ。。。
庵主さんのような心境になれる日が、来てほしいものです。
少しだけ近づくように努力はしていますが・・・。(笑)
庵主
2010年09月14日 00:01
ログの大好きな徳さん、こんばんは。
コメントいつも有難うございます。この歳になって、願望としての思いがいつまでも募るのでしょうね。そんな気がしただけです。(笑)
しかし、歳を重ね過ぎました。後の祭りです。(笑)
花を相手にしていると、いかようにも思いが脹らんで楽しいものです。花っていいもんですね。