「夏秋桜」って花、知ってるかい? 爺とおしゃべりしようよ。

『秋桜』って書いて、これ「コスモス」のことだろう?

そして、『冬桜』って云う花もあるんだよ。
初冬の季節はずれに毎年花が咲き,また4月にも再度花が咲く変わったサクラがある。
それが、『フユザクラ(冬桜)』」 さ。


でも、今日の主役は、爺の庭に咲くこの花。
『夏秋桜 (カシュウザクラ)』って花なんだけど、知ってるかい?

別の名を、「黄花コスモス」って云うんだ。
今も咲いてる。 どこてでもよく見かける花だよね。 
こんな花さ。


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「ちょつと、ちょつとお。 あの~、そこの爺ちゃま!」

あぁ、『夏秋』君かい。 こんにちは。今日も天気が好いいね。
台風18号が過ぎたら、とても秋らしくなってきた。でも、直ぐ19号が迫ってるね。心配だよ。
毎日よく頑張って、咲いてくれててありがとう。

「あぁ、こんにちは。 でも、そんな勝手なこと云わないでくれよ。
それ、 『黄花コスモス』には違いないけどさあ。俺たちのれっきとした“本名”だよ。」
「『夏秋桜』なんて、今まで聞いたこともないし云われたこともないよ。今日、爺から初めて聞いた。もともと、そんな名前あったの?」

そうだよ。みんな知らなかっただけなのさ(笑)。

「爺い! そこでニタリとするのは少し変だぞ」

そうだよね。少し変だよね。 だって、『夏秋桜』って、命名者はこの爺いなんだ(笑)。
爺の庭に咲いてくれる花は、みんな爺が名前を付けてんだぞ。
種苗法にもとづいて品種登録しようかと思ったけど、君たち新種じゃないからダメだよね(笑)。


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でもね、君たちのうち先発隊の一番花が咲きだしたのは、今年は6月21日だぜ。
爺の写真データにちやんと残ってる。
梅雨時から始まって、もう秋もたけなわの10月の中頃さ。
長いねェ。いつ頃まで咲いてるの?

「そうだね、しんがり君は11月の中頃まで頑張るかな?」

そうだろうな。初夏から晩秋までだそ。 約半年だよね。凄~い!
みんな仲がいいんだよね。
だからさあ。夏から秋まで咲いてる花なんか、そんなにないよな。


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植物の名前には、学名と一般名があるよね。
学名は全世界に通用する共通の名称で、その花の登録名なんだ。
一度登録されると分類などが変更されない限り原則的に変更不可なんだ。
所謂、花の戸籍みたいなものかな?

一般名は、花それぞれ。 民族、言語、地域、環境などいろいろで、その民俗文化などを反映して様々な名前で呼ばれているんだ。だからいくつもあるんだ。

君たちだって、学名「Cosmos Sulphureus」と云う戸籍名があってさあ。
コスモスの仲間で、黄色い花が咲くと云うことで付けられた「黄花コスモス」と云う名のほかに、「黄花秋桜(キバナアキザクラ)」、英名「Yellow Cosmos」の「イエローコスモス」などがあるじゃない。

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爺の庭には咲いてないけど、君たちの親戚筋の『冬桜』の「コスモス」さんが
7月1日の記事(お隣の庭) に、今いっぱい咲いてるけどね。
「コスモス」の和名の『秋桜』は、秋に咲いて花弁の形が桜に似ていることから名づけられたと云うじゃない。
だから、「黄花コスモス」だって、夏と秋の2シーズンも咲き通すのだから、『夏秋桜』と云ったって、ちっともおかしくはないと思うよ。 『夏秋』君、どう?

「う~ん、参ったなあ(笑)。そう云われてみると、なかなか好い名前だね。」
「僕、気に入っちゃった(笑)。」

そうかい意外と素直だね。気に入ってくれたかね。爺うれしいね。ありがとう
花の一般名なんて、いくつあっても好いんだよ。「彼岸花」なんか1000以上もあるんだぜ。
『夏秋桜(カシュウザクラ)』なんて、素晴らしい傑作だよね(笑)。
語呂もいいし、もう云うことないよね(笑)。

「爺、ひとりで悦に入っててさ幸せだね(笑)」
「そうだ、そうだ。」(これはみんなで同感だと云ってる様子です)


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『夏秋』君たちさあ。遠慮はいらないから、ゆっくりしてゆきな。
「爺、ありがとう。うるさいかもしれないけど、もうちょつとお喋りさせてね。今年はあとひと月くらいかな。仲間のみんなとの話もあるけど、虫さん達や御天道さんとのお付き合いもあってなかなか忙しいんだよね。」
あぁ、いいよ。賑やかにしててね。ひと月なんて云わずにもっといてくれてもいいくらいだよ(笑)。


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でもねぇ。ここだけの話だけどさぁ。
お隣の庭の『冬桜』さんたちは、最近、人間どもの我儘勝手でいろんな品種のお仲間を作り出して増えてきているじゃないか。それはそれで悪いとは言い切れないけどね。
爺は、君たちみたいに逞しく元気な野生種のものが好きなのさ.
元々、“花は原種にかぎる” といつも思ってるんだ。


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「爺、ありがとう。みんなで冬になったら日本を離れてメキシコへ里帰りして来ようと云ってるんだ。ご先祖さまのお墓参りにいってくるの。」
「来年の6月頃に、また戻ってくるからね。それまで寂しいかもしれないけど我慢しててね。爺。」

そうだ、君たちのご先祖はメキシコ出身だったものね。
好い色に日焼けした顔、テキーラの国だと云えば納得だよね。
我慢せずに待ってるよ(笑)。


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『夏秋桜』(?)の学名の「Cosmos」は、「飾り」と云う意味で、「Sulphureus」は、「黄色の」と云う意味だそうだ。
「黄色い飾り」って、なかなか好いね。花姿にぴったりだよ。

来年も、またよろしくな。




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この記事へのコメント

2014年10月12日 10:45
『夏秋桜』
良い名前ですなぁ~~~
云うことないです
 (*`艸´)ウシシシ
覚えておきます♪
元気に里帰りしてくださいね
また来年♡
2014年10月12日 14:30
ジュンさん、こんにちは。
好い名前でしょう(笑)。しかとご記憶くだされ。してみなさまへおふれぐだされ。
しれはそれとして、いつも思うことですが、花の名前の付け方、先人たちの智慧って凄いものですね。
「ジュンちゃま、元気に里帰りしてくるね。メキシコのお土産いっぱいもってきてあげるね。来年まで御機嫌よう。」
2014年10月13日 11:23
『夏秋桜 (カシュウザクラ)』って そんなに長く咲いているんですねぇ。
台風で散らなければいいですね。 
台風19号は九州を通過中ですが、佐世保はもう風も弱まりまして被害なしです。
強い風が吹きますので ご用心ください。
2014年10月13日 11:52
ログの大好きな徳さん、こんにちは。
台風19号、佐世保の方は何事もなくて好かったですね。当地京都は直撃の予感。台風対策万全です。台風が来るたびに長崎で育ったキャリアがもの言ってます(笑)。
『夏秋桜』は、細いくせに風には強いのです。花びらも意外としっかりしていますよ。お年寄りさんたちは散りはてるでしょうねェ。
2014年10月13日 19:43
今晩は~我が町では、これからが台風19号の影響が出始めるようです。風音が大きくなって来ました・・・・・首をスクメテ通り過ぎるを待ちたいと思います。
「カシュウザクラ」由来も命名も見事!見事!これ以上の名前は有りませんです。暫しお花の中に浸っていました・・・・・・心地よい気分です


2014年10月13日 20:58
若山さん、こんばんは。
台風19号、今まさに我が家のすぐ南側を通過中のようです。雨も風も止んでいます。首をスクメテ通り過ぎるのをじっ~とまつことにします(笑)。
『カシュウザクラ』好い命名でしよう(笑)。これ以上ない絶賛を頂いて、もう有頂天になっております。これからは、この花を見たら是非とも『カシュウザクラ』と呼んでいただき、庵主のことも思い出してくださいませ。
2014年10月15日 20:57
夏秋桜(カシュウザクラ)=黄花コスモスですか?
知りませんでした!

夏秋桜をこのような素敵な物語にし、さすが庵主さんです♪
恐れ入りましたぁ!!
2014年10月16日 13:09
ハーモニーさん、こんにちは。
コメント有難うございます。
そうですよ。2014年10月11日から「黄花コスモス」のことを「夏秋桜」と呼ぶようになったのですよ。これからは「夏秋桜」と云って下さい。お友達にもそうお伝えくださいね(笑)。命名者は京都に住む植物学者(牧野博士の孫弟子くらいかな?)の庵主さまだと云うこともお忘れにならぬよう願います(笑)
また、お越しください。そちらへも伺います。