アーカイブ・・・ 『可愛い不法侵入者』
2010年9月6日のブログから・・・ 『可愛い不法侵入者』
「39.9℃」 何とまぁ!
昨日、私の住んでる地域は今夏一番の高温で日本一だったそうです。
しかも、9月としては全国の観測史上最高を記録したと云います。
TVが新聞が、全国ネットで報道していました。
「いいも悪いも、何はともあれ、“日本一”とは目出度いことだ」と云っていたら、
隣にいた“山の神さん”に叱られてしまいました。(笑)
各地の友人知人からは、猛暑お見舞いだか冷やかしだか分かりませんが、
「気温39.9℃とはどんな居心地だ?」 などと電話がいっぱい架かって来ます。
「うん、もう気分は最高! 温泉に浸かっているようなものさ」と云い返すと、
「猛暑見舞いだ」などと云いながら、電話の向こうで大笑いしております。
しかし、気遣って電話をもらえるなんて有難いものです。
列島中が変なことになってしまいました。
しかし、そんなうだるような猛暑とは別のところで、
大自然は確実に、次の季節を迎える準備をしていたのです。
春夏秋冬、四季がある日本って、やっぱり凄いなあと思います。
可愛い不法侵入者が、今年もやって来ました。
秋を告げに・・・。
何故なのか、この小さな飾りっ気のない白い花が私は大好きなのです。
裏の梅畑からフェンスを乗り越して知らぬ間に突然やって来ます。
今年は真っ赤な派手派手の友達も引き連れています。
「丸葉縷紅草(マルバルコウソウ)」です。

派手な友達ばかりかと思いきや、
何と爽やかで優しいものも一緒でした。
「アメリカアサガオ」でした。

それもそのはず、みんな中南米や北アメリカ生まれで仲がいいのです。
ヒルガオ科のサツマイモ属の仲間ですね。
裏の梅畑からの不法侵入者の主犯者とは、白い「豆アサガオ」だったのです。
絡みつくものがあれば這い上がり、なければ地表に広がる少々図々しく逞しい不届き者。
我が家のフェンスを乗り越える時は、何故か少し躊躇しておとなしくしています。
それがまた可愛いのです。
毎年、この仲間達がやって来ると、空の雲の形がかわり、
朝夕は爽やかになって、確実に秋が近づいている証拠なのです。
日中は暑くても、秋の魁です。
異常気象を、象徴するかのような最高気温の更新や、
季節の先駆けとして、それを知らせてくれる草花の開花など身近に感じながら、
悪さをする地球と、やっぱり優しさを忘れない地球とが入り乱れると、
人間どもは右往左往をしていますが、
その種を蒔いたのは、うろたえている人間どもなのかも知れませんね。
私はやっぱり「豆サガオ」が好きなように、
優しい地球が好きなんですが。
<余計なお話>
「豆アサガオ」が好きでたまらない以前の記事は、
「マメアサガオ」(2007年9月)
「何故だか大好き・・・」(2008年9月)などです。
お時間がおありでしたら、騙されたつもりで覗いてみてください。面白いですよ。(笑)
<2014年の余計なお話>
4年ほど前の今頃、こんなこともあったんですね。
今年の夏は、あの年ほどの猛暑の夏ではありませんでしたが、日本のあちこちで局所的に猛烈な集中豪雨があって土砂災害が発生し、多くの被害と尊い多数の命が失われると云う悲しい夏になってしまいました。
アーカブ・・・だなどといって、来し方を懐かしんで振り返っているつもりでもありませんが、猛暑もゲリラ的な集中豪雨も大自然の現実的な厳しい一面ですが、でもその反面、止まることのない時の流れは、優しい大自然も迎えてくれるのですね。
今年もまた、あの“愛すべき白い小さな可愛い花”が訪ねて来てくれたのです。
「ありがとうね」 と、つい口に出てしまいます。
「39.9℃」 何とまぁ!
昨日、私の住んでる地域は今夏一番の高温で日本一だったそうです。
しかも、9月としては全国の観測史上最高を記録したと云います。
TVが新聞が、全国ネットで報道していました。
「いいも悪いも、何はともあれ、“日本一”とは目出度いことだ」と云っていたら、
隣にいた“山の神さん”に叱られてしまいました。(笑)
各地の友人知人からは、猛暑お見舞いだか冷やかしだか分かりませんが、
「気温39.9℃とはどんな居心地だ?」 などと電話がいっぱい架かって来ます。
「うん、もう気分は最高! 温泉に浸かっているようなものさ」と云い返すと、
「猛暑見舞いだ」などと云いながら、電話の向こうで大笑いしております。
しかし、気遣って電話をもらえるなんて有難いものです。
列島中が変なことになってしまいました。
しかし、そんなうだるような猛暑とは別のところで、
大自然は確実に、次の季節を迎える準備をしていたのです。
春夏秋冬、四季がある日本って、やっぱり凄いなあと思います。
可愛い不法侵入者が、今年もやって来ました。
秋を告げに・・・。
何故なのか、この小さな飾りっ気のない白い花が私は大好きなのです。
裏の梅畑からフェンスを乗り越して知らぬ間に突然やって来ます。
今年は真っ赤な派手派手の友達も引き連れています。
「丸葉縷紅草(マルバルコウソウ)」です。

派手な友達ばかりかと思いきや、
何と爽やかで優しいものも一緒でした。
「アメリカアサガオ」でした。

それもそのはず、みんな中南米や北アメリカ生まれで仲がいいのです。
ヒルガオ科のサツマイモ属の仲間ですね。
裏の梅畑からの不法侵入者の主犯者とは、白い「豆アサガオ」だったのです。
絡みつくものがあれば這い上がり、なければ地表に広がる少々図々しく逞しい不届き者。
我が家のフェンスを乗り越える時は、何故か少し躊躇しておとなしくしています。
それがまた可愛いのです。
毎年、この仲間達がやって来ると、空の雲の形がかわり、
朝夕は爽やかになって、確実に秋が近づいている証拠なのです。
日中は暑くても、秋の魁です。
異常気象を、象徴するかのような最高気温の更新や、
季節の先駆けとして、それを知らせてくれる草花の開花など身近に感じながら、
悪さをする地球と、やっぱり優しさを忘れない地球とが入り乱れると、
人間どもは右往左往をしていますが、
その種を蒔いたのは、うろたえている人間どもなのかも知れませんね。
私はやっぱり「豆サガオ」が好きなように、
優しい地球が好きなんですが。
<余計なお話>
「豆アサガオ」が好きでたまらない以前の記事は、
「マメアサガオ」(2007年9月)
「何故だか大好き・・・」(2008年9月)などです。
お時間がおありでしたら、騙されたつもりで覗いてみてください。面白いですよ。(笑)
<2014年の余計なお話>
4年ほど前の今頃、こんなこともあったんですね。
今年の夏は、あの年ほどの猛暑の夏ではありませんでしたが、日本のあちこちで局所的に猛烈な集中豪雨があって土砂災害が発生し、多くの被害と尊い多数の命が失われると云う悲しい夏になってしまいました。
アーカブ・・・だなどといって、来し方を懐かしんで振り返っているつもりでもありませんが、猛暑もゲリラ的な集中豪雨も大自然の現実的な厳しい一面ですが、でもその反面、止まることのない時の流れは、優しい大自然も迎えてくれるのですね。
今年もまた、あの“愛すべき白い小さな可愛い花”が訪ねて来てくれたのです。
「ありがとうね」 と、つい口に出てしまいます。