「フォー・オクロック」と云う花

このところ、我が家の庭では、
午後四時頃になると決まって咲き出す花がある。

黄色や赤、そして赤と黄色の縞模様などなど・・・。
一本の株から色々の花の色が出て、
賑やかで、不思議で、面白い。



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幼い頃、この花の黒く熟した種子の「白い粉」を、顔に塗って遊んだことを思い出す。
それは、もっぱら女の子の役割だった。

男児の私は、それを「べっぴんさん、べっぴんさん。綺麗になった!」と、
もて囃す役。

遠い昔の思い出。



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四時頃に咲くから英名では「フオー・オクロック」と云う名前もついた。
中国名では「吃飯花(チーフカンフォア)」、夕飯時に咲く花の意味、由来は英名と一緒。
どこでも見かける花だが、こんな名前は滅多と聞かない。

「白粉花」や「夕化粧」ならよく聞く名前だ。



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「恋人の胸に顔を埋めながら、とろけてしまいそうな妖しい香り・・・」(笑)と云えば大袈裟だが、
それはそれは、上品な香りを漂わせている。  それも夜開性の花の特徴なのだ。

しかし、残念なことに翌朝九時頃にはしぼんでしまう。
ひとつの花は一夜限りの短い命でも、一株の命は次から次へと新しい命を誕生させてくれる。
秋風が吹く頃まで。

「アリガトウ!」



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今年の「FIFAワールドカップ南アフリカ大会」は、
スペインが初優勝した。
スペインの国旗は“赤と黄色”。

花、「フオー・オクロック」の故郷は、
「キバナコスモス」と同じテキーラの国だが、
サッカー競技場の観客の中には顔にこんな化粧をしたスペイン・サポーもいた。



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昨日、その無敵艦隊が国へ凱旋して、
スペインは大騒ぎをしていた。

「白粉花」から、サッカー・ワールドカップへ連想が広がるのも、
今年ならではの楽しいことかもしれない。



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この記事へのコメント

たかようじ
2010年07月14日 15:14
はじめまして。
素敵な写真と お洒落な文章に魅かれ、ブログのコメントに
初挑戦です。
ありがとうございました。
2010年07月14日 15:45
子供このころ、オシロイ花と呼んでいましたがなぜだろうと思っていました。
本当に白い粉が出るのですね。やっと納得です。
2010年07月14日 16:12
フオー・オクロック!
又素敵な名前を教えて頂きました。
いつも楽しいお話を聞かせて頂き有り難うございます。
白粉花は知ってましたが、粉は知りませんでした。
今、夫に聞いたら夫は知ってました。
私昔は、女の子だったのに・・・
2010年07月14日 17:43
こんにちは!
おしろい花がフォー・オクロックという名とは知りませんでした。
なんだかロマンティックですね。
ハゼランを「三時花」とか「三時の貴公子」と呼ぶように、時間を名前にしたのは面白いし、他にもありそうですね。
おしろい花の思い出を微笑ましく拝見しました。
男の子が一人の女の子をからかうのは、その子が好きだからなんですって。
心当たりありますか?(笑)
2010年07月14日 17:43
今日は。
咲きましたね・・・こちらでも咲いています。
小さなコンクリートの割れ目から随分大きな茎になりました。
昨年の種が受け継がれたのでしょうね。
強い生命力には毎年拍手を送ります・・・
「今年も何もしないのにね有り難う」・・・と
英名のフオー・オクロック・・・素的な名前があるのですね。
庵主
2010年07月14日 21:25
たかようじさん、こんばんは。
ようこそお出でくださいました。こちらこそ有難うございます。
どうぞ、また是非ともお越し下さい。拙いブログですが宜しくお願いいたします。
庵主
2010年07月14日 21:41
monさん、こんばんは。
コメント有難うございます。我々の世代はこの花に郷愁を覚えますね。
花後の黒い実を潰すと中から白い粉(胚乳ですね。澱粉質でしょう)が出て来てよく遊びましたよ。全草が毒草なんですが食べたりはしませんでしたけれどもヤバイ話です。(笑)
庵主
2010年07月14日 21:57
ハッピーさん、こんばんは。
コメント有難うございます。
>私昔は、女の子だったのに・・・
でしょう?でも、オシロイ遊びしませんでしたか?ご主人はきっと私と一緒で女の子をひやかした方でしょう。(笑)
胚乳は種子を育てるための養分なんですね。
庵主
2010年07月14日 23:07
うふふさん、こんばんは。
コメント有難うございます。花の名前を付けた人たちは凄い好奇心と観察力を具えた人だと脱帽ですね。
「ハゼラン」の他に時間を名前にした花なら、時間を追うと、
「午時花」(正午・午の刻)- 「ペンタペテス」(アオギリ科)
「未草(ヒツジグサ)」(未の刻・午後2時頃)
「三時草」-「照波(テルナミ)」(ツルナ科の多肉植物)
「五時花」-「ザルジアンスキア(ムーンライト・フラグランス)」(ゴマノハグサ科)
「六時花」-「月見草」(アカバナ科)
などがありますね。
余計なことまで云ってしまって、どうもすみません。

>女の子をからかうのは、その子が好きだからなんですって。心当たりありますか?(笑)
ピン、ぽ~ン! ハイ、あります。あります。
そうですね。あの子は今どうしているのでしょうね。消息が途絶えて分かりませんが、いい歳を重ねて素敵なおばあちゃんになっていることでしょう。(笑)
一層思い出を手繰り寄せさせて頂き有難うございます。
庵主
2010年07月14日 23:15
やろいさん、こんばんは。
コメント有難うございます。今年もまたまた咲きましたよ。
決まって梅雨の終わり時分に咲き出すのですね。
花の色が賑やかで今年はどんな遺伝子の変異があるのだろかと、花模様の変化を毎年楽しんでいます。
花の名前って面白いですね。
2010年07月15日 17:34
こんにちは。ご無沙汰しておりました。
気持玉有難うございました。

可愛い白粉花が咲いてる!と思っていたら、
英名をフオー・オクロックというのですか。
ロマンチックで嬉しくなってくるような名前ですね。
黄色とピンクの縞模様のハナビラが面白いです。
なんとも不思議な現象ですね~
たかようじ
2010年07月15日 19:39
昨日は初対面で オズオズ と。
今日は厚かましく、ズイーとお邪魔します。
パソコン初めて5カ月。6月初めにブログ4時間習ったので 早速挑戦。
今友達4,5名と遊んでいますが、なかなか面白いです。
すると他の方のブログが気になり(今まで見たことがなかったので)いろいろ拝見しましたが、何かぴんときません。皆さん素晴らしいとは思うものの ハマらないのです。偉そうに聞こえたら、ごめんなさい。
そして昨日 NHKの”ゼロからはじめるブログ”の本に ブログ検索の方法が載っていたので実行、「 青谷だより 」に出会ったのです。
その文章が 実に心地よくスムーズに 自分の中に入ってきたのです。
(感覚が合うなんて言ったら、ちょっと横着ですよね。)
そして その 膨大な量と 質の高さに 驚き、感激しています。
今からはボチボチと拝見させて頂く喜びが できました。
随分時間がかかりそうで 嬉しい悲鳴です。本当にありがとうございます。
2010年07月15日 20:12
こんばんは!
時間を追ってのお花の名前、やはりたくさんありましたね。
教えてくださってありがとうございました。
三時と五時のお花は初めて聞く名前のようですので、これからネットで調べてみます。
ますます興味がわいてきました~☆

やはり心当たりがおありでしたか。
そんなお話の一つや二つ、三つや四つ、いつか白状なさいませ~(笑)
2010年07月16日 14:49
こんにちは 庵主さま
フォー・オクロック と言うのですか
また一つ お花の名前が^^増えました 
懐かしいお花です 
額や頬につけて お澄まししてのオママゴト遊び♪ 
でも「べっぴんさん、べっぴんさん。綺麗になった!」と
囃して貰った思い出は・・・・・ないぃ・・・・残念~~
懐かしいお花に 親友の声を聴きたくなりました
2010年07月18日 23:35
気持玉をありがとうございます。
お花の時計ができますね。
庵主
2010年07月20日 10:43
いつもばらいろさん、お早うございます。
コメント有難うございます。ご返事が遅くなりました。
花には、それぞれお国によって名前の付け方も違いますが、発想の違いもあって面白いですね。
オシロイバナは突然変異しやすいDNAなのだそうです。一つの株から色々な花模様があって楽しいものです。
庵主
2010年07月20日 10:53
たかようじさん、お早うございます。
少しも厚かましくはありませんよ。大歓迎です。嬉しいですね。
沢山の方たちがブログを発信しておられますが、それぞれに個性があって興味深いものです。少しは相性なんてものあってもおかしくはありませんでしょうね。
庵主の稚拙なブログを見ていただけるなんて光栄です。これからも何かとアドバイスください。
遠慮はいりません、ズイ~とお邪魔して下さい。(笑)お待ちしていますよ。
出来ましたらこちらからもお出かけしたいと思っています。あなたさまのURL教えて頂ければ有難いのですが。メッセージ欄からでも結構です。
たかようじ
2010年07月20日 15:25
メッセージからは、侵入禁止(入り方がわからない)。
泣く泣く このコメントでお返事させて頂きます。
私のブログと言っても 全くの戯言。
作ったものの編集の仕方など全くわからない。
写真は 借り物のお粗末。
友人との携帯メールの延長線上にあるものと
とらえています。
現在1650万件ものブログの1件として漂っていくことでしょう。
こんな素敵なブログの庵主様に見て頂くのは、恥ずかしくって
穴があったら入りたいけれど、覚悟してお知らせします。
では気が向いたら ちらっと見て、パタンと閉じてくださいませ。
   ”のうのう日記”
     http://baaba129.blogspot.com
因みに ばあばは 願望です。
庵主
2010年07月21日 10:31
うふふさん、お早うございます。
コメント度々どうも有難うございます。
まだまだ、ありますよ。山口地方では彼岸花のことを、「一時花」とも云うそうです。最もこの場合は時刻とは直接関係なく、一時(いっ時)に咲くと云う意味のようですね。それでも面白ですね。

心当たりがいっぱいありすぎて、一つや二つ、三つや四つどころではありませんよ。何せガキの頃からの移り気性で、あっち向いてホイ、こっち向いてホイなんです。ボチボチ白状してゆきます。ハイ!
庵主
2010年07月21日 10:39
tatukieさん、お早うございます。
コメントのご返事が遅くなってしまいました。すみません。
tatukieさんにも思い出かありましたか。自然とのふれあいが昔はもっとあったんですよね。周りには悪ガキ供は居なかったようですね。
オシロイバナだけではなく、ホオヅキなどにもいろいろと懐かしい話がありますね。
庵主
2010年07月21日 10:47
primroseさん、お早うございます。
自然っていいものです。一時に咲いてくれたらまさに“花時計”。是非作って見たいものですね。

私も米国西海岸には友人達がいますが、さりげない日常の風景の中にお国変われば何とやら・・・で興味深いものがありますね。お楽しみ下さい。
庵主
2010年07月21日 10:51
たかようじさん、早速のご返事有難うございます。
後刻、お邪魔させて頂きます。“ちらっと見て、パタン”とね。(笑)
楽しみにしています。
2010年07月21日 11:57
こんにちは♪
庵主さんがおしろい粉をつけたんだと早合点してしまいましたァ 
似合うでしょうねェ
こんな素適な名前があったのですね
朝で無く午後に咲くのがまた親近感が沸きます
魔女のバイオリズムと同じですもの。。
庵主さんのお花語りは、とっても楽しいですね
普段何気なく通り過ぎてしまうお花を、もう一度横からも、斜めからも見て見たくなるようです
庵主さんのようにお花を楽しく語れるようになれたら最高!

庵主
2010年07月21日 21:51
コケ魔女さん、こんばんは。
コメント有難うございます。庵主がオシロイ塗ったら多分“玉三郎”ですよ。(笑)
生命体の生理状態って面白いですね。不思議なことがもういっぱいあって興味も尽きません。庵主も最近は夜開性です。昼間なんぞ酷暑過ぎて休眠状態です。(笑)
花たちに癒されて幸せを噛みしめています。