淡路島・「灘黒岩水仙郷」

海へ雪崩落ちるように、
山の急斜面に、水仙の花が咲き乱れています。



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連休明けの13日、
淡路島の「灘黒岩水仙郷」を訪ねてみました。


島の南東部、紀伊水道に臨む黒岩の海岸地帯は、
気候が温暖で冬を知らない土地と云われています。

千葉の房州海岸、福井の越前海岸とともにスイセンの三大群生地と云われ、
背後にひかえる島の最高峰・諭鶴羽山(608㍍)から一気に海に続く45度の急斜面の一帯に、
500万本とも云われる、野生のニホンズイセンが風にそよぐ様はまさに壮観でした。



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今年は例年より開花が早く、ちょうど見頃だそうです。
駐車場に車を止めて、一気に東の斜面を登ると車が小さく見えます。



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群生地のてっぺん辺り、一面にスイセンの香りも漂い最高潮です。

しかし、この日は寒冷前線が日本列島を駆け抜けた日。
お天気は少々ご機嫌斜めで、この地では珍しく小雪が散らつき始めていました。



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「ヤブニッケイ」(クスノキの仲間)の木の見える風景、
青空が抜けているならここは最高のビューポイントなのですが・・・。
生憎の曇り空。
そう云って写真の腕前をごまかせそうですね。



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遊歩道は海に注ぐ南斜面へ続きます。
日当たりの良い南側は花の数も多く、花の見ごろは2月中旬まで続くそうです。



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のんびりとスイセンの花を愛でてる間に、海からの風も強くなって雪が本降りになって来ました。
あと30分も遅かったら・・・ 感動も半減したかと、
幸いしました。


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欲を云うなら、天候が今ひとつでしてが、
また何年か後、この可憐なスイセンたちに会いに来ようと思います。




<余談です>
写真のデータを手繰っていたら、
奇しくも6年前の同じ日(2004年1月13日)に、この水仙郷を訪ねていました。
その時、撮った「ヤブニッケイのある風景」がこれです。


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枝の数も随分少なくなっています。
6年の歳月は、「ヤブニッケイ」の命にも変化をもたらしたのですね。
我が身に衰えを感じる(?)のも無理からぬことです。(笑)




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この記事へのコメント

2010年01月15日 05:53
おはようございます。
まさに雪崩落ちるような見事な水仙の群れですね。
良い香りがこちらまで漂ってきそうです。
この日は全国的に本当に寒かったですね。
6年前の青空と比べて残念なお気持ちがよくわかりました。
ヤブニッケイの枝が少なくなっているのはどうしたことなのでしょうね。
自然の変化に良からぬことが起きているのではないかと心配になります。
2010年01月15日 10:51
急な斜面に咲いているんですねぇ。
下から見上げても良いですね ♪
こんな群生になるまで長い年月がかかっているんでしょう。
bigot爺
2010年01月15日 12:26
本当に寒い日でした。
この日は、大和もでした。

この急坂を一気に上られましたか!?
まだまだお元気
私も負けられません、、、です
2010年01月15日 12:51
天気の悪い中にもかかわらず美しい水仙の卿見せて頂きました。
斜面があると一層映えますね。
よい香りが此処まで漂ってきました。
13日はこちらは午前中台風の様な荒れ模様でした。
丁度職人さんが入ってたのでよく覚えています。
我が家もニッケイがありますが、ぼさぼさによく伸びます。
梯子に乗ってよく枝おろしをします。
枝はよい香りで、昔駄菓子屋さんでニッケイを買ったのを思い出します。
庵主
2010年01月15日 19:40
うふふさん、こんばんは。
コメント有難うございます。凄い傾斜地に咲いているのです。そこにジグザグに遊歩道が設置してあってとても整備されています。
雪が降るなんて予想外でした。寒い日でしたね。
一番楽しみにしていたのがヤブニッケイと水仙の景色でしたが、半分枝がなくなっていたびくりしました。
強風に痛めつけられたのでしょうか?原因は分かりませんでしたが小さな芽がいっぱい出ていましたので安心しました。
庵主
2010年01月15日 21:59
ログの大好きな徳さん、こんばんは。
コメント有難うございます。スイセンはかなりキツイ山の斜面に咲いています。
ここのスイセンは自生種ではなく、約180年ほど前に付近の漁師さんが海岸に漂着した球根を、山に植えたのが始まりなのだそうです。
それが、だんだん増えて野生化し今に至っていると聞きましたが、大きな観光資源ですから手入れは行き届いています。
庵主
2010年01月15日 22:18
bigot爺さん、こんばんは。
コメント有難うございます。寒い日でしたね。冬だから寒いのは当たり前ですが、そもそも淡路島の南は温っかいところなので雪まで降るとは意外でした。
急な斜面に遊歩道がありまして、そこを登ってゆくのですが、歳はとっても庵主さまはまだまだ元気ですよ。(笑)
お互いに頑張りましょう。
庵主
2010年01月15日 22:27
ハッピーさん、こんばんは。
コメント有難うございます。冬の寒冷前線が一気に駆け抜けましたね。
スイセンの群生地は平面的に広がると云うより、縦に伸び広がっている感じです。見事なものです。
ヤブニッケイはクスノキ科の植物ですから樟脳の匂いがしますね。以前訪ねた時一本だけ高だかと聳え立っていたので、とても印象に残っていました。晴れの日ならもっと素晴らしかったでしょう。
2010年01月15日 23:56
野生の味わい!といったらよいようなスイセンに圧倒されました
この急斜面にしっかり根を生やし海を見下ろし、道路も真下に。。
写真の構図もとても面白く、ナイスですね
植物は群生すると怖い位のエネルギーを放出しているように感じてしまいます
ナルシストスイセンは自分たちの姿に見蕩れているかもしれませんね
月日はヤブニッケイの枝ぶりのように。。
例えは一体何をさしているのかな(笑)
2010年01月16日 12:39
急斜面に咲き乱れる水仙 見事ですね。
斜面の下が海というものおもしろいです。
180年前に漁師さんが流れ着いた球根を植えた事が始まりですとか、、、
それにしてもすごいことですね。こんなに広範囲に。。。
いい香りがしてくるようなお写真です。
ヤブニッケイの姿がずいぶん違いますね。6年前ですか~
どうしたことでしょうね。雪が降ってきたということですが
庵主さまお元気ですね。水仙の群生 ありがとうございました。
庵主
2010年01月16日 13:54
コケ魔女さん、こんにちは。
コメント有難うございます。山の斜面にいっぱい咲いていますから、野生のスイセンと云った感じです。
>植物は群生すると怖い位のエネルギーを放出しているように感じてしまいます
まさにその通り、迫ってくる感じで迫力満点です。写真で急斜面の感じを出すのって難しいですね。
水仙郷には海はあっても泉はありませんでしたよ。海に顔が映っているのかな?
久しぶりに訪ねてみてヤブニッケイの姿には正直なところ驚きました。でもね、若い枝の芽がいっぱい出ていました。命は続いてるようで安心しました。
庵主
2010年01月16日 14:34
primroseさん、こんにちは。
コメント有難うございます。海から競り上がったような山の斜面の水仙群は珍しいですね。
ひとつの球根からこんなに広がるなんて生物の命って凄いと思います。
ここのヤブニッケイは良く目立ちますから、以前訪ねた時のことをよく覚えています。今回、見てびっくりしましたが根元はしっかりとしていて若い芽がいっぱい出ていましたから大丈夫でしょう。次に来たときは枝も増えていると思います。スイセンとは別な楽しみができました。
2010年01月16日 14:43
今日は。
毎年、毎年、行きたい!行きたい!・・と叫べども!
一向に実現出来ません!(笑)
こんな時何故、免許を取らなかったのか悔やむことです。
連れ合い・・・そ知らぬ顔!
今年も諦め・・庵主さんの写真大きくして一枚一枚楽しませていただいています。
ヤブニッケイ・・・随分傷みつけられましたね。
自然の厳しさでしょうね。
海辺の急斜面に咲き乱れる水仙・・・随分見事な眺めですこと。
大川村の大自然
2010年01月16日 20:32
ここまで、良い匂いがします。何度か淡路島を通るのですが
スイセンを見に行ったことがありません。こんなに、沢山の
スイセンが咲いているんですね!!雪の白とスイセンの
白がマッチしてステキです。我家では、スイセンが綺麗に
咲かないので、羨ましいです。
(漁師さんにお礼をしなきゃぁ!!)
庵主
2010年01月16日 21:52
やろいさん、こんばんは。
コメント有難うございます。諦めずに連れ合いさんを口説きおとして下さい。(笑)
口説き落とすヒントをひとつ。鳴門の渦潮が見れるオマケがつきますよ。神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南ICから流出して、島の最南端の「道の駅うずしお」にお立ち寄り下さい。花に関心のない人もここからの絶景には満足するでしょう。そこからR76を灘黒岩へ。
「百聞は一見に如かず」です。もう一度おねだりしてみてはどうでしょう。人生に諦めはありません。(笑)
「ヤブニッケイ」新しい芽がいっぱい出ていました。


庵主
2010年01月16日 22:02
大川村の大自然さん、こんばんは。
コメント有難うございます。スイセンの匂いが漂うのは2月の中旬まで、大川村からならひと飛びでしょう。それまでに神戸あたりへご用があればちょつとだけ道草食ってくださいませ。
漁師さんに感謝ですね。後世の人のために好いことしてくださいました。でも、あの日は風もあって寒かったですねぇ!
2010年01月17日 17:42
海に雪崩おちるように、水仙が・・
素敵な表現ですね。壮大さと、迫力のある風景が伝わってきます。
6年前と、同じ日に、訪れていらっしゃったのも、奇遇ですね。
ヤブニッケイの枝が増えて、大木になって、観光客に歴史を伝えてくれるといいですね。
庵主
2010年01月21日 21:20
にこにこ通りさん、こんばんは。
すみません。ご返事遅くなりました。
海岸からそそり立つような山の急斜面にニホンスイセンが群生して見事な景観です。6年前に訪れた時と日にちが一緒だったとは面白いですね。
群生地の真ん中に立つヤブニッケイがとても印象に残っていましたから、今回も会えるのが楽しみだったのです。
しかし、小ぶりになっていて驚きましたが、まだまだ大丈夫です。ここのスイセン郷のシンボルになってくれるといいですね。