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help リーダーに追加 RSS 京都の自然を歩く・「京都一周トレイル」 その1

<<   作成日時 : 2008/12/22 21:05   >>

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京都では、街を囲む地形を生かして約70kmの「京都一周トレイル」が整備されています。
元来、「トレイル(Trail)」とは、森林、山地などの踏み分け道のことを云います。

京都には、京都市をはじめ地元企業など8団体から構成する「京都トレイル会」なるものがあって、
京都府山岳連盟が、そのルート調査・設定、コースの保守、パトロール業務を委託されています。

それによると、
「京都の町は三方が緑豊かな山々に囲まれ、優れた自然景観を保っています。この自然景観は社寺を中心とした豊富な文化的遺産と相俟って、京都の大きな魅力となっています。

市民を始め、内外から京都を訪ねて頂く、多くの老若男女の皆さんに、素晴らしい京都の自然景観の中で、歴史的雰囲気を味わい,その時代の雰囲気に浸りながら、京都を再発見して頂くとともに、安全で快適な余暇活動のチャンスとして、健康保持を図って頂けるよう、建都1200年を記念して「京都一周トレイル会」が結成され、平成6年に「京都一周トレイルコース」をオープしました。」(京都府山岳連盟HPより)とあります。


昨日(21日)、一年の内でで昼間の時間が最も短い“冬至”の日に、
またまた連れ立つて、その「京都一周トレイル」の大きく四つに分けられるコースの
「北山東部コース」のトレッキングを楽しんできました。

比叡山から尾根を北へ、大原の里へ至る約15kmコースです。
まず、スタートは天台宗総本山・比叡山延暦寺の総本堂、「根本中堂」前からでした。



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                          まだ根本中堂は静かでした。

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大講堂と戒壇院前を通過して(画像へポインターを運んで見て下さい)


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奥比叡ドライブウェイの道を横切ると、
「京都一周トレイル」北山コース7の標識が現われました。
とても分り易い道しるべです。

この北山コースのトレイル標識の1番は京都側から比叡山へ登る交通手段の
比叡山ケーブル駅の前に設置されていますが、
ケーブルは冬季運休で動いていませんでした。


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そこから石段のある参道を下ると「浄土院」が見えてきました。
延暦寺の始祖、最澄上人の御廟のある場所で周囲は非常に静寂、
比叡山延暦寺の厳しい修行のひとつ“籠山行”の中心の場でもある塔頭です。


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この辺りは当然ながら延暦寺の境内で、杉の木立が並ぶ杉林です。
「浄土院」から「釈迦堂」へ続く道には大きな杉の大木の脇にもトレイルの“標識”が立てられていて、
トレイルコースとなっています。


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草野心平の弟、詩人の「草野天平」の詩碑が建っていました。
彼は晩年には自らこの比叡山に山籠もをりして内なる詩をつくることにつとめたと云われています。
心平も比叡山に所縁の人であったのですね。


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心平の詩碑から程なく参道を北に進むと、これも重要文化財に指定されている「法華堂」のある場所に出ます。
渡り廊下でつながった左側に建つ常行堂と合わせて“担い堂(にないどう)”と呼ばれ、
これも籠山行の時にただひたすら座禅を続ける場所なのですね。

“担い堂”の呼び名は弁慶が渡り廊下を天秤棒にして担いだと云う伝説に基づいていると云う話は
あまりにも有名ですね。


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「担い堂」の渡り廊下をくぐって真っ直ぐに進むと、比叡山西塔地区の中心と云える「釈迦堂」が見えて来ます。
「釈迦堂」まで下りると尼僧の方から「こんにちは」と声をかけて頂きました。
「釈迦堂」は延暦寺で現存する最古の建物なのだそうです。
コースの途中には、こんな比叡山延暦寺の緒堂があって見どころもいっぱいです。


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このコースは東海自然歩道と重なる部分もあって、
道標もいろいろですが、道も道標もとても整備されています。
「仰木峠」まであと5.4km。


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そして、快適なトレッキングコースはお喋りも弾んで楽しいものです。
西塔から横川中堂へ至るこの辺りのの道は、“千日回峰行”の巡拝の道と重なっています。


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こんな道祖神も。
手向けられた花は何故かハイビスカス。微笑ましいですね。


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この後は、次回につづきます。






<余白にたわ言>
「カラコルムの風景」  Vol.92      「ゴンドコロ氷河の舌端」


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 標高3,500bまで下山すると谷の幅もぐっと狭くなり、ゴンドコロ氷河もいよいよ終わりとなります。鋭く冷たい谷は優しく緑の多い平坦な谷へと変って下流の方へ続いて行きます。
写真の谷を右へ曲がり左に大きく廻り込むと、この谷では一番標高の高い村、「フーシェ」の村に至ります。



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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。
「京都一周トレイル」・・初めて知りました。
根本中堂のこの景色大好きです。
比叡山は何と私たちの小学校の修学旅行だったんです。
この根本中堂の近くの宿坊で宿泊させていただきました。
多分、もう無くなっていることでしょう。
随分階段が沢山あったことのみ、覚えています。
食事は麦ご飯だったです・・・・
食べられない子もいたことを思い出しています。

15K随分歩かれたのですね。山は清々しい空気でしょうね。

カラコルムの風景、標高3,500bでこんなに緑があるのですね。
驚いています。
やろい
2008/12/22 21:49
やろいさん、こんばんは。
いつも有難うございます。「京都一周トレイル」は誰もが安心して安全に歩けるハイキングコースです。一度お閑をつくって歩いてみて下さい。
以前は比叡山は修学旅行のコースだったのですね。お寺と小学生、いい組み合わせですね。今も根本中堂の近くの境内に延暦寺会館と云う宿泊研修所がありますがそこがお泊りになった宿坊だったのかもしれませんね。
この日は大原まで歩きましたが、午後から生憎雨となって大原に下りた時は傘をさしていました。
カラコルムもこのへんまで来ると潅木も茂って緑もいっぱいになりました。
庵主
2008/12/22 22:15
こんばんは。
型にはまらない旅行をしたい私にとっては非常に魅力的です。
親や兄が普通の秋の京都に行きましすが私ならこれですね。
従来の道の他にも造成したのでしょうか。
tami
2008/12/22 22:36
tamiさん、こんばんは。
コメント有難うございます。京都市街地の秋も素晴らしく見ごたえのある秋になりますが、この京都一周トレイルの山の秋もいいものです。
このコースからは琵琶湖も眺望できますね。しかし、県外からお越しなら少し時間が必要ですね。
このトレイルは府の山岳連盟のトレイル委員会でいろいろ検討しますが、あくまでも従来の道を選定して整備し、造成ルートなどはつくってはおりません。
庵主
2008/12/22 23:01
ケーブルで頂上まで行き、根本中堂、横川中堂など歩いた事思い出しています。
庵主さん達が歩かれた何分かの一程ですが、木立の中の楽しいハイキングでした。

3500m辺りは白の景色から、緑の風景に変わっていくのですね。
mugen
2008/12/22 23:21
おはようさん。
叡山は真夏にゆきました。なんと人で、わさわさした雰囲気で 写真のような静かな様子に包まれた雰囲気ではありませんでした。もっとも、そのような時期でしか行かれませんでしたからね。千日回峰とはこのような字を書くのですね 初めて分かりました 確かに峰を駆け抜けてましたものね(TV)で拝見。
カラコルム 下界に降りてきたと言う感じがします。まだまだ下がるのでしょうね。
しじみ
2008/12/23 11:04
「京都一周トレイル」・・・徳さんにとっては、とても愉快な話です。
待ち望んだ 京都の旅の紹介記事です。
千日回峰行に使用された道を一度は歩いてみたいと考えています。
次回の京都はこのコースを歩いてみたくなりましたよ。
次の記事が楽しみで〜す。
ログの大好きな徳さん
2008/12/23 13:07
こんばんは〜
京都一周トレイル、行けるのなら回ってみたいですね
琵琶湖に行った時この比叡山を気ままに歩いてきました。
山科の保養所に泊まり懐かしい所がありました。
おとと
2008/12/23 20:46
mugenさん、こんばんは。
いつも有難うございます。比叡山もご存知のように春夏秋冬それぞれ趣きも違って賑わいも違いますよね。
何故か最近坂本側のケーブルは動いているのに、八瀬口の方のケーブルは冬季は正月だけの運行なのです。今では歩いて登るのはしんどいですから(笑)TAXIで登りました。横川までの木立の中は楽しいハイキングですね。
カラコルムもここまで下りると緑もいっぱいで緊張もなくなってしまいます。でもいいものです。
庵主
2008/12/23 22:20
しじみさん、こんばんは。
有難うございます。比叡山も根本中堂のある東塔地域は観光客もいっぱいですが、今回のトレイルコースがある西塔エリアは夏でも比較的静かなところですよ。今度お見えの時はこちら方面にもどうぞ。
カラコルムはまだまだ下がありますよ。下の方には杏などもなっています。
庵主
2008/12/23 22:27
ログの大好きな徳さん、こんばんは。
有難うございます。今度京都へお越しの折には、「京都一周トレイル」でいきましょう。お得意のキャンピングカーでたっぷり時間もとって是非に。京都の一味違った魅力が味わえるはずです。
東山コースも西山コースも別の機会にご紹介いたしましょう。お楽しみに。
庵主
2008/12/23 22:33
おととさん、こんばんは。
いつも有難うございます。この「京都一周トレイル」は、まず稲荷山(伏見稲荷神社のある)から始まります。東山三十六峰を通って今回の比叡山ですね。部分部分を区切って好きな歩けるところから歩く人もいっぱいです。お好きなところを少しだけでもと先ずは歩いてみて下さい。
碁盤の目の京都市街地を見下ろすのも乙なものです。
庵主
2008/12/23 22:43
「京都一周トレイル」というのがあるんですね。
ただ観光名所を観るのではなく、自然美や景観を噛みしめながらのトレッキングは楽しいでしょうね。
ふと立ち止まって、話しかけたくなるような道祖神様たちですね♪
ハーモニー
2008/12/24 22:53
毎日新聞に連載されている「親鸞」を楽しみにしています。その中で範宴が憧れて比叡山に入るところがありました。そんなことを想いながら比叡山の写真を拝見しています。
湖のほとりから・・・
2008/12/25 10:00
こんにちは♪15キロコース。。所要時間はどのくらいになるのかな。。鎌倉を歩いたのとは比べられないほどの比叡山の奥深さ。。名前を聞くだけでゾクッとしてしまいます。寺社を散策して覚えた名称の数々ををまた再確認しています。
共通項がたくさんあって感慨深いです。続きが楽しみです
コケコ
2008/12/25 13:41
ハーモニーさん、こんばんは。
一日遅れのコメント返しですみません。暮れになると庵主もお呼びが多くて疲れ気味です。
こんなトレイルコースを整備することはいいことですね。老いも若きも健康増進に一役かっています。自然と親しむことは一番ですね。
庵主
2008/12/25 22:50
湖のほとりから・・・さん、こんばんは。
いつも有難うございます。庵主は毎日新聞を購読しておりませんので連載されている「親鸞」の筋書きがよく分りませんが、「範宴」とは親鸞が幼くして出家得度した時の名前ですね。
「範宴」が比叡で修行したのは奥比叡の横川が主だったようですが、その横川エリアは今回のトレイルコースから少し外れています。しかし、比叡を離れる直前に、写真の法華堂の左側に建つ「常行堂」の堂僧であったことが分っています。
このトレイルコースには、そんな歴史的なことも学べてとても興味深いものがあります。
庵主
2008/12/25 23:32
コケコさん、こんばんは。
いつも有難うございます。「京都一周トレイル」の部分切りの今回のコース、15キロほどは、昼食もいれて道のアップダウンもありますがのんびり歩いて4時間半くらいでした。
今回はトレックが目的でしたから、延暦寺の境内の社寺散策なら、もちろん一日では足りないでしょう。鎌倉も素晴らしい社寺がいっぱいですが、比叡もそれとはまた違った趣があってどことなく心洗われる場所でもありますね。
また、ゆっくりとお越し下さい。
庵主
2008/12/25 23:47

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