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「京都一周トレイル」の後編です。 もう、一週間も過ぎてしまうと行動記憶も忘れかけそうです。 比叡山延暦寺の境内から、少しずつ離れてゆくと尾根筋の山道になってゆきます。 きちんと整備されたトレイルコースは快適です。 シンプルですが、とても分り易い標識は、 そろそろあってもよさそうな場所にちゃんと立っています。(拡大して下さい) 破線の矢印は、このコースからのエスケープ・ルートです。 体力に合わせて下りたり、不時の逃げ道の案内です。 山が分った人が設置した山の羅針盤ですね。 府山岳連盟のメンテは流石です。 尾根筋の小さな峠の林の中で昼食をとって、 さあ、コース後半へ出発です。 女性のメンバーさんも元気そうですが、 ここから横高山(767b)への急登が始まります。 急な坂道を息を切らしながら登りつめること約10分、 杉林の中の頂上へ着きます。 そこを直角に北の方向へ進みます。 標識は横高山頂上と次のピーク水井山の中間地点にあるもの。(拡大して下さい) ![]() 横高山からいったん下がって、あのピークまで。 水井山の頂上(794.1b)です。 落葉樹林と針葉樹林の境目がハッキリしていますね。 その間を登ります。 今日一番のきつい登りです。 落葉樹林側が京都側、 植林された杉の針葉樹林側が琵琶湖の広がる滋賀県側です。 横高山の登りよりきつい登りを約20分あえぎながら、 水井山(794.1b)の頂上へ着きました。 三角点のある頂上は落葉のさわさわとした落ち葉の絨緞が広がっています。 何時の頃からか、私どもの山登りでは三角点のある頂上では、 写真のようにパーティー全員が、“いちにのさん”で一斉に三角点を踏む儀式が始まるようになりました。 靴の数では人数分の数が足りないようですが、 それはそれとして、庵主の靴はあるのでしょうか? ![]() 小休憩のあと、 これからの今日のルートは、これ以上登る必要はありません。 林間の落葉の敷かれたダウンヒル・オンリーの道を快適に下ります。 しかし、40分ほど歩いた地点で、天気予報より少し早めの雨がパラつき始めました。 休憩を兼ねて、雨具を取り出し雨天の用意。13時半頃。 東海自然歩道とコースはまた重なりました。 その案内標には、仰木峠まであと0.5`と出ました。 それから歩くこと15分で、「仰木峠(おおぎ)」(573b)へ到着しました。 この峠は、かっては京都大原から近江の仰木の里を結ぶ山越えの道の古い峠であったのです。 生活道路としての役割はもう遠くに終え、今ではハイカーたちが通る道になってしまいました。 雨は本降りになってきました。 ![]() 仰木峠を過ぎて程なくの分岐点の「北山−19」の標識に出会いました。 尾根道から西へ直角に谷筋へ下りる矢印です。 直進すると大原三千院へ至る東海自然歩道と分かれて、 大原戸寺へ下るルートをとります。 ボーイスカウトたちが植林した杉林の急坂を駆け下って行きました。 ![]() 谷へ下り切ると、またまた案内の標識。 ここから今日の終点、「大原戸寺」のバス停まではもうずくの10分です。 時間もまだあります。 「惟喬親王の墓」へお参りをすることにしました。 お墓の前には観賞用庭杉の“北山台杉”の植林がありました。 一本如何ほどでしょね。 「惟喬親王」は、平安時代初期の文徳天皇の第一皇子でしたが、母方が藤原氏の出でなかったがため 時の権力者藤原良房の圧力で皇位に就けなかった悲劇の皇子と云われていますね。 世を避け仏門に入り、後に大原の里に隠棲されたと伝えられています。 法華経の巻物から“ろくろ”を考案して、一時、近江蛭谷(今の滋賀県東近江市永源寺)で隠棲していた親王が、 周辺の杣人に木工技術を伝授したのが「木地師」の始まりで、全国に広まっていったとされています。 明治の初期まで、全国各地で朝廷・幕府の許可を受けた木地師たちが、安住の地を持たずに良質な材木を 求めて山中移動をしたとも云われています。 「惟喬親王」は、木地師祖神とも云われて今でも永源寺の土地の人からは尊敬を集めていると云われています。 ![]() 「惟喬親王の墓と伝える五輪の塔」 惟喬親王のお墓にお参りをして、 大原の里へと到着した頃には、雨は完全に本降りとなっていました。 初冬の雨に煙る大原の里は、今日のトレックの終わりに相応しい風景でした。 そして、「大原戸寺」へ到着したのは午後3時ジャスト。 比叡山延暦寺根本中堂前を出発して4時間30分の楽しい山歩きでありました。 このあとは、 今日のトレッキングに参加しなかった山仲間たちとも合流して、 大原八瀬の「かま風呂」で有名な「ふるさと」で今年の“打ち上げ忘年会”。 ゆったれと「かま風呂」入り、山の疲れを癒し、 百日地どりの“鶏すき”で舌鼓をうちました。 12月22日 UPの 前編の「京都一周トレイル」 その1 はこちらです。 どうぞ。 <余白にたわ言> 「カラコルムの風景」 Vol.93 「最後のキャンプサイト・セイチョウ(Shaishcho 標高3,330b)」 最後のキャンプサイト・セイチョウが見えてきました。中央、林間の一番向こうに見える平坦なところがそうです。(拡大して見て下さい) キャンプサイトの横をチョゴリザ氷河を源とする濁流の川が流れています。この川は云うなればインダス川の源流の一つとも云えます。ゴンドコロの谷から流れ出る清流もあってキャンプサイトとしてはシャワー室も整備されていて環境も整い素晴らしいキャンプが出来ました。数週間ぶりのシャワーは最高に気分がよかったです。 管理小屋には小さな売店があり、久しぶりに飲んだ清涼飲料水のコーラーの美味しかったこと。今も憶えています。 ポーターたちはここで少々の身支度として鬚を剃るのです。元来、彫りの深い顔立ちの彼等ですから、鬚を剃って顔を整えると見事にハリウッドスターとも見間違いそうなイケメンのお兄さん達のオンパレードとなります。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
今晩は。 |
やろい 2008/12/29 20:55 |
やろいさん、こんばんは。 |
庵主 2008/12/30 00:39 |
一斉に三角点を踏む儀式・・・革靴が含まれているようですが |
ログの大好きな徳さん 2008/12/30 05:05 |
ログの大好きな徳さん、お早うございます。 |
庵主 2008/12/30 10:23 |
こんにちは♪ |
コケコ 2008/12/30 13:10 |
4時間半ものトレッキング、お疲れさまでした(庵主さんは登山で鍛えてらっしゃるから、楽勝でしょうけど…) |
ハーモニー 2008/12/30 21:08 |
こんばんは〜 |
おとと 2008/12/30 22:29 |
コケコさん、明けましておめでとうございます。 |
庵主 2009/01/01 20:28 |
ハーモニーさん、暮のお忙しい中で度々のご訪問有難うございました。 |
庵主 2009/01/01 20:38 |
おととさん、明けましておめでとうございます。 |
庵主 2009/01/01 20:46 |
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