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help リーダーに追加 RSS 京都の自然を歩く・「京都一周トレイル」 その2

<<   作成日時 : 2008/12/28 22:28   >>

面白い ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 10

「京都一周トレイル」の後編です。
もう、一週間も過ぎてしまうと行動記憶も忘れかけそうです。


比叡山延暦寺の境内から、少しずつ離れてゆくと尾根筋の山道になってゆきます。
きちんと整備されたトレイルコースは快適です。



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シンプルですが、とても分り易い標識は、
そろそろあってもよさそうな場所にちゃんと立っています。(拡大して下さい)
破線の矢印は、このコースからのエスケープ・ルートです。
体力に合わせて下りたり、不時の逃げ道の案内です。

山が分った人が設置した山の羅針盤ですね。
府山岳連盟のメンテは流石です。



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尾根筋の小さな峠の林の中で昼食をとって、
さあ、コース後半へ出発です。

女性のメンバーさんも元気そうですが、
ここから横高山(767b)への急登が始まります。



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急な坂道を息を切らしながら登りつめること約10分、
杉林の中の頂上へ着きます。

そこを直角に北の方向へ進みます。
標識は横高山頂上と次のピーク水井山の中間地点にあるもの。(拡大して下さい)



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横高山からいったん下がって、あのピークまで。
水井山の頂上(794.1b)です。

落葉樹林と針葉樹林の境目がハッキリしていますね。
その間を登ります。
今日一番のきつい登りです。

落葉樹林側が京都側、
植林された杉の針葉樹林側が琵琶湖の広がる滋賀県側です。



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横高山の登りよりきつい登りを約20分あえぎながら、
水井山(794.1b)の頂上へ着きました。
三角点のある頂上は落葉のさわさわとした落ち葉の絨緞が広がっています。

何時の頃からか、私どもの山登りでは三角点のある頂上では、
写真のようにパーティー全員が、“いちにのさん”で一斉に三角点を踏む儀式が始まるようになりました。

靴の数では人数分の数が足りないようですが、
それはそれとして、庵主の靴はあるのでしょうか?



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小休憩のあと、
これからの今日のルートは、これ以上登る必要はありません。
林間の落葉の敷かれたダウンヒル・オンリーの道を快適に下ります。

しかし、40分ほど歩いた地点で、天気予報より少し早めの雨がパラつき始めました。
休憩を兼ねて、雨具を取り出し雨天の用意。13時半頃。



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東海自然歩道とコースはまた重なりました。
その案内標には、仰木峠まであと0.5`と出ました。



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それから歩くこと15分で、「仰木峠(おおぎ)」(573b)へ到着しました。
この峠は、かっては京都大原から近江の仰木の里を結ぶ山越えの道の古い峠であったのです。
生活道路としての役割はもう遠くに終え、今ではハイカーたちが通る道になってしまいました。

雨は本降りになってきました。



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仰木峠を過ぎて程なくの分岐点の「北山−19」の標識に出会いました。
尾根道から西へ直角に谷筋へ下りる矢印です。

直進すると大原三千院へ至る東海自然歩道と分かれて、
大原戸寺へ下るルートをとります。
ボーイスカウトたちが植林した杉林の急坂を駆け下って行きました。



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谷へ下り切ると、またまた案内の標識。
ここから今日の終点、「大原戸寺」のバス停まではもうずくの10分です。
時間もまだあります。

「惟喬親王の墓」へお参りをすることにしました。



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お墓の前には観賞用庭杉の“北山台杉”の植林がありました。
一本如何ほどでしょね。



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「惟喬親王」は、平安時代初期の文徳天皇の第一皇子でしたが、母方が藤原氏の出でなかったがため
時の権力者藤原良房の圧力で皇位に就けなかった悲劇の皇子と云われていますね。
世を避け仏門に入り、後に大原の里に隠棲されたと伝えられています。

法華経の巻物から“ろくろ”を考案して、一時、近江蛭谷(今の滋賀県東近江市永源寺)で隠棲していた親王が、
周辺の杣人に木工技術を伝授したのが「木地師」の始まりで、全国に広まっていったとされています。

明治の初期まで、全国各地で朝廷・幕府の許可を受けた木地師たちが、安住の地を持たずに良質な材木を
求めて山中移動をしたとも云われています。
「惟喬親王」は、木地師祖神とも云われて今でも永源寺の土地の人からは尊敬を集めていると云われています。



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                           「惟喬親王の墓と伝える五輪の塔」


惟喬親王のお墓にお参りをして、
大原の里へと到着した頃には、雨は完全に本降りとなっていました。

初冬の雨に煙る大原の里は、今日のトレックの終わりに相応しい風景でした。



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そして、「大原戸寺」へ到着したのは午後3時ジャスト。
比叡山延暦寺根本中堂前を出発して4時間30分の楽しい山歩きでありました。



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このあとは、
今日のトレッキングに参加しなかった山仲間たちとも合流して、
大原八瀬の「かま風呂」で有名な「ふるさと」で今年の“打ち上げ忘年会”。

ゆったれと「かま風呂」入り、山の疲れを癒し、
百日地どりの“鶏すき”で舌鼓をうちました。



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12月22日 UPの 前編の「京都一周トレイル」 その1 はこちらです。 どうぞ。









<余白にたわ言>
「カラコルムの風景」  Vol.93   
            「最後のキャンプサイト・セイチョウ(Shaishcho 標高3,330b)」


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 最後のキャンプサイト・セイチョウが見えてきました。中央、林間の一番向こうに見える平坦なところがそうです。(拡大して見て下さい)
キャンプサイトの横をチョゴリザ氷河を源とする濁流の川が流れています。この川は云うなればインダス川の源流の一つとも云えます。ゴンドコロの谷から流れ出る清流もあってキャンプサイトとしてはシャワー室も整備されていて環境も整い素晴らしいキャンプが出来ました。数週間ぶりのシャワーは最高に気分がよかったです。
管理小屋には小さな売店があり、久しぶりに飲んだ清涼飲料水のコーラーの美味しかったこと。今も憶えています。
 ポーターたちはここで少々の身支度として鬚を剃るのです。元来、彫りの深い顔立ちの彼等ですから、鬚を剃って顔を整えると見事にハリウッドスターとも見間違いそうなイケメンのお兄さん達のオンパレードとなります。






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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。
是非行って見たいと思いました。
歩くことの好きな友人ばかりです・・・
登山の装備が必要なのでしょうか?そのときになりましたら、
色々教えていただけたらと思います。

>最後のキャンプサイト・セイチョウ
緑が多くなりましたですね。
庵主さんの凄い人生の財産ですね・・・引き出しから出して
眺めたり・・しまって楽しんだり・・

友人が春にニュージーランドの山に11日間行って来ました。
感動し、話してくれます。
私は観光のみで終わりました・・・雲南省の玉龍山で、高山病になって、
それ以後トラウマが治らず・・・2000以上には行かないことに
なっています。(笑)
やろい
2008/12/29 20:55
やろいさん、こんばんは。
年末の慌しい中なのにコメント有難うございます。
「京都一周トレイル」ぜひチャレンジしてみて下さい。お好きなコースからぜひに。普段のハイキングの装備で構いません。予備知識としてなら、「京都市観光局観光部の刊行物」で検索して、ページの最後に地図の販売場所なども案内しています。京都の山のことでお役に立つならいつでもご連絡下さい。

カラコルム行きは今にしてみればいい思い出になりました。また行きたいのですがね、主治医からはまだ許可が下りません。
私はニュージーランドの山へは行ったことはありませんが、外国の山には日本の山では味わえないいいものがありますね。やろいさんもネパールの山などにも行かれたりしておられますが、玉龍雪山も結構高い山ではありませんか。高山病はその時の体調や日程などにも関係がありますが、そう思い込まずに気楽に行って下さい。
庵主
2008/12/30 00:39
一斉に三角点を踏む儀式・・・革靴が含まれているようですが
そんな靴でも大丈夫な[京都一周トレイル」ですか。(笑)
京都は周りを山に囲まれて散策するには良い条件に恵まれて
いますね。歴史探索も兼ねてますます歩きたくなりますよ。
ログの大好きな徳さん
2008/12/30 05:05
ログの大好きな徳さん、お早うございます。
有難うございます。確かにひとつ変な革靴がありますねえ。あれはビムラム底のトレッキング専用の靴でオーダーメイドの靴なんです。あの中では一番価格が高かったかも知れません。(笑)あれが庵主の靴なんです。少々武骨いですが街中でも歩けて便利なものです。
この一周トレイルは歴史探索も出来て楽しいコースです。老いも若き楽しめます。
庵主
2008/12/30 10:23
こんにちは♪
解りやすい標識にそって歩きました。。画面でしっかり京都トレイルを楽しんでしまいました
一歩一歩足を進める旅、ゆったり風景を味わうたび、寄り道して食べて飲んで友と語らう旅、カラコルムのような生涯で何度も体験できないでっかい旅、人生を楽しむこれまた大きな旅、庵主さんからたくさんの旅の醍醐味を教えていただきました。素晴らしい出会いが出来た旅をさせてもらえたことに感謝をします
そして来年が庵主さんにとっても最高の旅が送れることをお祈りいたします。
来年の出合いの旅を心待ちにしています
ありがとうございました
コケコ
2008/12/30 13:10
4時間半ものトレッキング、お疲れさまでした(庵主さんは登山で鍛えてらっしゃるから、楽勝でしょうけど…)
四角い標識、とても分かりやすそうですね。
皆さんで汗を流したあとのお風呂、鶏すき、さぞお疲れも吹き飛んだことでしょう♪
庵主さんの靴って、どれなんでしょう…。
ハーモニー
2008/12/30 21:08
こんばんは〜
みなさん登山は慣れている方なのでしょうね
標識解りやすくていいですね
靴を写したのは良いですね、この足で歩いたのですね
忘年会やお風呂に入りお疲れも飛んでいきましたね
来年もよろしくお願いいたします
おとと
2008/12/30 22:29
コケコさん、明けましておめでとうございます。
年越しのコメント・レスで大変失礼してしまいました。今年からはこんな失礼はしないことにします。
昨年はいろいろと有難うございました。コケコさんのおっしゃるように人生には色々な旅がありますね。旅での出会いにはその人の人生観さえ変えてしまうような素晴らしい出会いがあります。コケコさんのブログとの出会いの中から幾度感動と勇気を頂いたことか。今年も素晴らしい勇気と感動を下さい。
今年も素敵な一年であることをねがっています。
庵主
2009/01/01 20:28
ハーモニーさん、暮のお忙しい中で度々のご訪問有難うございました。
コメントの返事が遅くなりまたこと失礼しました。
病を患って丁度一年が過ぎました。もう、大好きな山登りも諦めねばならぬかと思いましたが、素晴らしいお医者さんとの出会いが再びそれを可能とすることが出来きるようになって只感謝です。素晴らしい仲間たちがいてくれたことも幸いでした。
これからは自分の身体と健康に合った山登りをしてゆきたいと思っています。
私の靴は手前の一番高そうに見える靴がそれです。(笑)
庵主
2009/01/01 20:38
おととさん、明けましておめでとうございます。
年越しのコメント・レスポンスになり大変失礼をしてしまいました。
これからは気をつけますね。
みなさん最近山歩きをされた方もいますが、大半が学生の頃から続けている連中ばかりで、もう気心も知った楽しい仲間たちです。
三角点は靴で踏まれて迷惑でしょうが、みんなでやれば尚楽しいと云うことでしょうね。連帯感のようなものでしょう。
最近は老いぼれになってしまって、あくまでしんどくない山登りと温泉付きがセットになってしまいました。楽しい山行きが長続きする秘訣でしょうね。
庵主
2009/01/01 20:46

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